
令和8年1月25日、以前から会員の皆さんから要望が多かった親子のアタッチメントについて、山梨英和大学非常勤講師、臨床心理士の森稚葉先生をお迎えして研修会が開催されました。「親子の絆の土台作りー助産師だから出来る関わり」というテーマのもとご講演頂きました。
森先生にアタッチメントについてこ講演を依頼することになった経緯は、研修会係の話し合いの中から、時代や社会とともに変化する、今どきのお母さんたちの傾向や思いを知り、親子に早期段階で関わることの多い私たち助産師ができることを考察したいという思いからはじまりました。
講演ではアタッチメントの機能や発達のプロセスについて学び、母子の相互作用や個人差について、森先生の体験談なども含め、わかりやすくまた楽しくお話しいただきました。
母子の相互作用の研究、「Still Face Procedure (静止顔実験)」はYouTube でも研究動画と解説をみることができるとご紹介いただきました。赤ちゃんは4ヶ月頃にはすでに親との情緒的相互作用の記憶を持ち、親の情緒を引き出そうとしたり、自分の情緒を調整しようと試みることが理解できる動画です。研修会に参加できなかった会員の皆様にもでひご覧いただけたらと思います。
大人のアタッチメントタイプの分類やアタッチメントの歪みなどについても紹介されました。
まとめとして、森先生より示唆いただいたことを以下に要約します。 周産期に母子に出会う助産師ができることは、母親の置かれている現在の環境や心情を理解すること。母親が子どもと過ごす中で体験する様々な感情に寄り添うこと。赤ちゃんの体験についてともに関心を寄せ、思いを巡らし一緒に考える伴走者となること。
複雑なテーマを臨場感を持ってお話ししてくださった森先生はとても魅力的で、ぜひ森先生の講演会、第2弾を期待したいです。



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